ワゴンRについて
ワゴンRは1993年のデビュー当時から、ハイルーフワゴンとして何かと話題を集めていたが、三代目になってコンパクト自動車としての居住性は更に進化している。
ワゴンRは排気量550ccの軽自動車から1997年に排気量1000ccにボアアップされて、普通自動車も加わり、コンパクトカーとしての確固たる地位を占めると同時に、コンパクトカーの牽引役としてコンパクト自動車業界をリードしてきた。
その意味で、ワゴンRの存在は大きいと言えるだろう。
ワゴンRも二代目あたりからプラスやダブルアールが販売され、シリーズに厚みが出てきたが、社会的ニーズから自動車の進化形として、シティモービルの分野において、マーケットによるひとつの回答と言うことが出来るだろう。
ワゴンRの最大の特徴は、その動力性能と居住性のバランスと言えるだろう。
軽乗用車としてスタートしたワゴンRは、ハイルーフワゴンとして、軽自動車の限定された形状の範囲内で、ルーフを高くすることで、従来の軽自動車に比して、飛躍的に居住空間を確保し、F6A型3気筒EPIエンジンを搭載してキビキビした走りを実現ししたが、その収納能力の高さは、並みの普通車には太刀打ち出来ないもので、自転車などもすっぽり収納できる荷室は、アウトドアスポーツなどの趣味がある人からも歓迎された。
ワゴンRの動力性能については1995年から追加されたターボは61馬力を発生し、もはやコンパクトカーの領域を越えた動力性能を実現している。
最新のワゴンRは、一層の居住空間を確保すべく大型化の傾向があるものの、最小回転半径は以前と変わることなく、コンパクトカーの基本ポリシーを堅持しつつ、居住空間の拡大に努めている。
それと同時に女性ユーザー層をターゲットしたモデルも追加され、コインパーキング時の助手席からの乗降に配慮したベンチシート構造やコラムシフトは、買い物や近所へのドライブする女性の使い勝手を考慮したものである。
ワゴンRの多彩なシートアレンジメントは、家族のいる家庭では便利な機能で、人と物を効率的に乗せる事が可能で、普通車と比べても負けていない。
ワゴンRの携帯リモコンを身につけているだけで、キーレスでドアのロックからエンジンスタートまで出来てしまうシステムなどは、買い物で手の塞がっている時には便利である。
この機能も女性ユーザー層を意識したものと言えるだろう。
燃費に関しては無断変速機CVTを他社と共同開発するなど、業界全体でエコ運動に協力しているが、近い将来、ハイブリットや電気ワゴンRもデビューするかもしれない。
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